凍結含浸調理システム

-FREEZE IMPREGNATION-

凍結含浸とは

凍結含浸法は食品素材の中まで酵素を均一かつ素早く染み込ませる技術です。食物を凍結させて解凍し、凍結含浸専用調味料TORONを使用して酵素を染み込ませて調理することで食材を軟らかくすることが可能です。 食事を楽しむ為には色、味、香りだけでなく見た目も重要です。凍結含浸は、見た目そのままで歯茎や下で押しつぶせる軟らかさにもできます。介護食の分野利用されており、現在、刻み食、ミキサー食に変わる新しい調理法として注目されています。 咀嚼困難の方には食べにくかったごぼう、レンコン、人参などをはじめとする野菜からカレイやイカ、エビ、などの魚介類、豚肉・鶏肉などの肉類に至るまで多数の食材を形そのままに、やわらかく、そして食べやすくすることができます。(一部対応していない種類や部位があります) また、加熱時間も少なくなる為、従来の調理法より熱に弱いビタミンや色素の溶出を少なくすることができます。

凍結含浸食の基本調理工程と機器

  • 加熱
    (下茹で)

  • 冷却
    (急速冷却)

  • 凍結

  • 解凍

  • 含浸

  • 軟化反応

  • 加熱

※当社はTORONの販売店として有限会社クリスターコーポレーションとパートナーシップ契約を結んでおります。

※この技術は、広島県立総合技術食品工業技術センターが開発し特許所得しています。

凍結含浸専用調味料TORON

凍結含浸専用調味料TORONには、野菜用のVgTORON(ベジとろん)と肉・魚用のMeTORON(ミーとろん)があります。 凍結含浸専用調味料TORONをご使用いただければ、広島県と個別に特許許諾契約を結ぶことなく凍結含浸食を作ることができます。 ※喫食者の状態を勘案した適切な体制が整っていることが必要です。

凍結含浸専用調味料TORONをお使いいただくことにより、手軽に凍結含浸食を作って頂けます。
詳細は当社窓口までお問い合わせください。